出版

カリオストロの甥という正体不明の男

カリオストロの甥というだけで怪しげだが、それもそのはず、カリオストロとはまたの名で、ジュゼッペ・バルサーモ、アレクサンドル・デュマの小説『ジョゼフ・バルサモ』でその魔術をさんざん見せつけられる。日本で ...

出版

オペラ作曲家から化学者への転身

デュマにはフィレンツェ旅行の副産物『ラ・ヴィラ・パリミエリ』という小説がある。その序文として書かれた挿話が「19世紀の錬金術師」(1842年)である。書き出しは「私には、過去6~8年の間に2つの異なる方法 ...

出版

『コリコーロ』翻訳マラソン その3 ドミニコ・バルバイアの肖像

(説明)ドミニコ・バルバイアは劇場支配人というイタリア独特の地位にいて絶対権力者のように振る舞った。この記事中にはイタリア・オペラ界の影の帝王の話が満載である ...

出版

『コリコーロ』翻訳マラソン その2 ジョルダーニの館

今回は多分コリコーロのなかで最も長い記事の一つ「ジョルダーニの館」をようやく訳し終わった。5日間かかった。ヴェスヴィオ火山の噴火で終わる悲劇的な話で、訳しながらいやだなと思ったものだ ...

出版

デュマ翻訳マラソン 第一歩

 

まえがき

前書き

コリコーロはカレッシーノの同義語だが、完全な同義語というものはないので、コリコーロとカレッシーノの違いを説明しよう。

コリコーロは、もともとは ...

出版

はじめに

この項はYoung-Rae Ji氏の論文La reconstruction sartrienne de la vie de Flaubert(サルトルによるフロベールの人生の再構築)の後半部分の翻訳である。当初、この論文を批判 ...

出版

『南方郵便機』の解読第3部第1章(タンジェ上空からカサブランカに着陸)

舞台はすっかり変わってベレニスが操縦する飛行機の行方に移る。トゥールーズ、バルセロナはもちろん、さきほど郵便機を発たせた後のアリカンテも格納庫も閉めて仕事納めである ...

出版

『南方郵便機』の解読第2部第2章(ジュヌヴィエーヴの夫エルラン)

 彼女はベルニスには、こんりんざい夫のエルランの話をしなかったのに、その夜にかぎって、「退屈な夕食会なの、ジャック、人間ばかり多くて。私たちといっしょに夕食をしてちょうだ ...

出版

『南方郵便機』の解読第1部第3章回想(高校)

Dès ta première permission tu m’avais entraîné vers le collège : du Sahara, Bernis, où j’attend ...

出版

『南方郵便機』の解読第1部第2章– Mettez en route.
On passe un papier au pilote Bernis : le plan de bataille.
Bernis lit :
« ...