明治時代の日本へのスクリーブ紹介 その1 『ふたり紳士』
私たちのスクリーブの翻訳が国立国会図書館に納本されているか確認してみた。
『ポルティチのもの言えぬ娘 : フランス語オペラ対訳』、『貴婦人たちの闘い』、『熊とパシャ・外交官』(『鎖』と『水のグラス』はまだ納本していないので記載されていない)はちゃんと記載されているので安心した。
が、その中に、なんと明治40年にスクリーブ原作・榎本破傘翻案の『ふたり紳士』という戯曲が納本されているのである。『箱崎文庫・葵の上・ふたり紳士』の中の一作である。日本では全く紹介の無いと思い込んでいたウジェーヌ・スクリーブが、なんと明治時代にすでに日本に紹介されていたことに驚いたのである。

さて、ここから私の鬼の検索が始まる。この『ふたり紳士』なるスクリーブとは、一体どの作品のことなのだ?ふたり紳士を読んでみて、スクリーブの全作品425作中のヴォードヴィルが249作品として、題名が分からない『ふたり紳士』の原作を探すとなると大変だ。この内容に近い作品を名前で探し、Google本の中身をざっとみたり、フランス語の概要を検索したりさんざん調べているうちに、とうとう発見した。それはLES PREMIÈRES AMOURS, OU LES SOUVENIRS D’ENFANCE,(初恋、または子供時代の思い出)であることが分かった。続きはブログに書くつもりなのでお楽しみに。







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