マクルーハンのメディア論

2023年2月20日任意

著者:中田 平

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マクルーハンのメディア論
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概要

メディアの本質について卓越した分析を残したマーシャル・マクルーハンが亡くなってからすでに40年以上がたちました。この本はマクルーハン思想を現代にどのように適用することができるかにチャレンジします。本書は2003年に出版して絶版になった『マクルーハンの贈り物』を『マクルーハンのメディア論』とストレートな書名にして再生したものです。マクルーハンの予言したデジタル時代の真っ只中で未だに重要なメディア概念を提供したマクルーハンの思想が忘れさられることのないように、もう一度出版することにしたものです。メディアの進化がメディア論を風化させないための工夫が功を奏することを願っています。

この本はメディアの本質について卓越した分析を残したマーシャル・マクルーハンの思想を現代にどのように適用することができるかにチャレンジします。第1部「マクルーハン思想の骨格」は、できるかぎり彼の生の思想にそって、その仕事の全体像をまとめます。『グーテンベルクの銀河系』の要約、『メディア論』の26のメディアの解説をします。第2部「ポスト『メディア論』」は、マクルーハン最後の主著『メディアの法則』と『Understanding McLuhan』というCD―ROMを取り上げます。このCD―ROMにはマクルーハン思想の解説となる重要な2時間分の講義が録音つきで収録されています。第3部の「ポスト・マクルーハン」はコンピュータやインターネット、携帯電話から教育、経済の問題まで、ポール・レヴィンソンに手掛かりを得ながら、マクルーハン理論の現代への適用です。また、レジス・ドブレの『メディオロジー宣言』批判、アルビン・トフラーの『第三の波』の解説、『インターネットの心理学』の解説も提供しました。マクルーハンの著作は難しくて読みにくいので、彼の本を手にとって読み始めては読み通すことをあきらめた読者や、これまで気になっていても読むまでには至らなかった人たちがたくさんいるでしょう。そんな人たちにとって本書が再挑戦のための手引きになればと思います。メディアの進化がメディア論を風化させないための工夫が功を奏することを願っています。

電子書籍による出版 

 

マクルーハンのメディア論

 

 

 

 

 

 

 

 


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『マクルーハンのメディア論』

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Posted by hnakata