サルトルの亡霊
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著者 高浜眞子
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梗概
2019年4月15日夜、パリのノートルダム大聖堂で大規模火災が発生し、尖塔などを焼失し、世界中が震撼した。女子大のフランス語教授の有川美由紀は35年前にサン・ジェルマン・デ・プレ教会にサルトルの亡霊が出たという噂で友人の井良沢洋介に呼び出されてパリへ行ったことを突然思い出した。カミュに傾倒していた美由紀がサルトルゆかりの地への巡礼の旅に同行する顛末と、老後に向かう35年後の二人の決算のときがこの物語の主題である。
主な登場人物
有川美由紀(ありかわみゆき) 鎌倉大学フランス語教授
井良沢洋介(いらさわようすけ) パリ在住の旅行業者で日本料理店経営者
ジャクリーヌ・アイザワ フランス人と日本人のハーフ・パリ第7大学教授
富田良二(とみたりょうじ)鎌倉大学英文学教授
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