狂言劇12 町人貴族
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町人貴族―全5幕狂言
モリエール原作「町人貴族」(1670) 中田平 翻案
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解説
『町人貴族』はフランス一七世紀の劇作家兼劇団主催者モリエールの『町人貴族』( Le Bourgeois Gentilhomme)を日本の伝統芸能狂言としてよみがえらせるための翻案である。
内容について
権左衛門は成り上がりの商人であるが公家になることを夢見ている。三味線の教師と踊りの師匠の会話で幕を開ける。二人の師匠は権左衛門に音曲を教えている。武術の先生が到着し、3人の師匠はそれぞれの専門を巡って激烈な喧嘩を始める。哲学の教師がもめごとの仲裁に入るが、却って自分が袋叩きに合う。権左衛門は論理学、道徳はあきらめて発音の練習を始める。彼は仕立屋に公家風の服を作らせたり、公家の奥方に言い寄ったりする。妻はそんな権左衛門に腹が立っている。娘の菖蒲と鮎之介との結婚が進まないからだ。貴族妄想の権左衛門は見事公家になることができるだろうか?
試し読み
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『 町人貴族』の原文とその動画に関しては弊社のフランス語自習サイトAllons-y!のページにあります。興味のある方はご覧ください。