パンフィル船長の冒険

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パンフィル船長の冒険
アレクサンドル・デュマ著
中田平・中田たか子訳

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概要

アレクサンドル・デュマは『パンフィル船長の冒険』という子供向けの動物小説の外見を装った奇想天外な空想小説を世に出した。一八三〇年代のパリの演劇から美術、グルメまでの流行を背景にして読者を楽しませるばかりか、猿、熊、カエル、猫、犬といった動物を登場させ、パンフィル船長という破天荒な人物の冒険を語るのである。この希代の冒険家はマルセイユからアフリカ、果てはアメリカ大陸のセントローレンス川からフィラデルフィアにまで進出し、奴隷商人になり、最後にはどうやら架空国家投資詐欺事件を起こすらしい。パリの画家のアパルトマンと世界を股にかけるパンフィル船長の息もつかせぬ二重の物語をどうかご堪能ください。

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Posted by hnakata