Dossier II Texte : Il y a des mots qui font vivre

TEXTE

Paul Éluard vers 1911 (15 ans).

 

 

 

 

 

 

 

ポール・エリュアール Paul Eluard (1895年パリ近郊サン・ドニ生-1952年パリ没)

詩人、学 歴は小学校卒で、第1次世界大戦に従軍。その後ブルトン Breton、アラゴン Aragon などとシュールレアリスムの運動に参加、スペイン動乱に反フランコ派に加担する。この詩は『ドイツ軍 集結地点にて』 Au rendez-vous allemand (45)から採った「人を生きさせてくれる言葉…」で あり, ドイツ占領下のフランス人に対する抵抗の呼びかけであった。 他にも「自由」 Libertéという詩が有名で『詩と真実』 Poésie et Vérité (42) に収められている。

 

Il y a des mots qui font vivre

注意 この詩は il y a という表現を除いて、後はすべて言葉の列挙です。エリュアール独自の「枚挙」の効果を味わっ て下さい。

…Il y a1 des mots qui2 font vivre3

Et ce sont des mots innocents.

Le mot chaleur, le mot confiance,

Amour, justice et le mot liberté;

Le mot enfant et le mot gentillesse.

Et certains noms de fleurs et certains noms de fruits ;

Le mot courage et le mot découvrir

Et le mot frère et le mot camarade

Et certains noms de pays, de villages

Et certains noms de femmes et d’amis…4

 

Au rendez-vous allemand.


Liberté

次の動画はポール・エリュアール自身によるLiberté(自由)の朗読です。

次の動画はジェラール・フィリップによるLiberté(自由)の朗読です。


V Questions sur le texte

1) Classez en deux colonnes le nom masculin et le nom féminin.(男性名詞と女性名詞に分けなさい。)

les noms masculins:

les noms féminins:

2) Ecrivez ce poème tout au singulier en changeant le mot «et» par «ou». (et を ou に変えて単数形に書き換えなさい。)


参考:このサイトはフランス詩の鑑賞の参考になります。エリュアールの「自由」の全文が掲載されています。

  1. il y a… は英語の there is (are) にあたる表現です。
  2. qui は主格の関係代名詞で英語では who にあたります。詳しくは, Dossier X の文法を参照しなさい。
  3. faire vivreのfaire は使役動詞で不定詞をとります。「~させる」の意。この場合は、「(人を)生きさせてくれる」
  4. 以下、略。全文は参考のサイトでダウンロードしてください。

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