Dossier II GRAMMAIRE

名詞の複数形と冠詞

GRAMMAIRE

I. Pluriel des noms et Particle 名詞の複数形と冠詞

1)名詞の複数形

原則的には複数形は単数形の語尾にs を付けます。 ただし、発音は変わりません。また、不定冠詞は, un, une から des に変わります。

2) Article défini 定冠詞

英語の the にあたる定冠詞は,単数の男性名詞の前には le [lə], 単数の女性名詞の前には la [la] を付 けます。ただし,母音で始まる単語の前ではエリジヨンをおこしてl’になります。

Voilà un stylo. ここに一本の万年筆があります →Voilà le stylo.ここにその万年筆があります

Voilà une montre. ここに一つの時計があります →Voilà la montre. ここにその時計があります

Voilà un étudiant. ここに一人の学生がいます→Voilà l’étudiant. ここにその学生がいます

Voilà une étudiante. ここに一人の女子学生がいます →Voilà l’étudiante. ここにその女子学生がいます

3)複数の場合は男性・女性共に les [le] です。ただし,母音で始まる単語の場合は [lez] と発音します。

Voilà des clés. ここに鍵があります。→Voilà les clés. ここにそれらの鍵があります。

Voilà des amis. ここに友人たちがいます。→Voilà les amis. ここにその友人たちがいます。

(Voilàの他に voici という表現もあり,対立して使うときには, voici のほうがより近くを示します)

冠詞を表にしてみましょう、省略記号の m は男性名詞 masculin を, f は女性名詞 féminin を表します。

 

II. Adjectif 形容詞の変化

形容詞は女性形(原則として語尾にe を付ける。発音が変わるものがあります)と複数形(原則として語尾 に s を付ける)に変化します。形容詞の詳しい説明は Dossier VIII の文法を参照しなさい。

Il est petit.彼は小さい。→ Ils Sont petits. 

La maison est petite.その家は小さい。→ Les maisons sont petites. 

L’exercice est long.その練習問題は長い。 → Les exercices sont longs. 

La leçon est longue. この課は長い。→ Les leçons sont longues[ref]long の場合, longe [1ɔ᷉ʒ] となるのを避けるためにgの後ろにuを足してlongue [lɔ᷉g] と綴ります。[/ref]. 

注意 複数の不定冠詞 des と名詞の間に形容詞が入ると、des が de に変化しますから注意して下さい。

des cousins → de petits cousins

III. Adjectif démonstratif 指示形容詞

英語の this, that, these, those にあたる指示形容詞は以下の通りです。

ce               男性单数

cette          女性单数

cet              母音で始まる男性単数

ces              複数

Ce professeur est francais. この先生(教授)はフランス人です。

Cette vendeuse parle anglais. あの売り子は英語を話す。

Cet étudiant lit son livre. この学生は自分の本を読む。

Ces professeurs sont français.

Ces vendeuses parlent anglais.

Ces étudiants lisent leurs livres.

 

IV. Adjectif possessif 所有形容詞

「私の」、「君の」という所有を表す形容詞は所有形容詞ですが, フランス語の場合は英語とは異なって、 被所有者(物)の性・数に一致します、所有者は人間, 物を問いません.また,母音で始まる単数の女性名詞 の前では、母音衝突 hiatus [jatys] を避けるために, ma, ta, sa の代わりに mon, ton, son を使います。

 

le stylo de Paul → Son stylo 彼の万年筆

le stylo de Sylvie → Son stylo 彼女の万年筆

la table de Paul → sa table 彼の机

la table de Sylvie → sa table 彼女の机

le mur de cette maison → son mur その壁

la porte de cette maison → sa porte その扉

l’adresse (f) de Paul → son adresse 彼の住所

l’appartement de Sylvie → son appartement 彼女のアパート

l’horloge (f) de cette maison → son horloge その時計

注意 mes, tes, ses は複数の名詞の前に使われますが、母音で始まる単語の場合は [z] のリエゾンがおこり ます。notre, votre は単数の名詞の前で使われますが、母音で始まる名詞の場合, 最後の母音 [a] は落ち ます。また, nos, Vos, leurs は次の単語が母音で始まるときは,やはり [z] のリエゾンがおこります。

V. 前置詞の à と de について

à と de という2つの前置詞は、フランス語のなかでもっとも重要な前置詞ですからたくさんの意味をもっ ています。この課で取り上げたように, à の重要な意味のひとつは、「所属」です。また, de の重要な意味 のひとつには、「所有・起源」があります。

A qui est cette table? -Elle est à Thérese. このテーブルは誰のですか? -テレーズのです。

Cette fille qui est-ce? -C’est l’amie de Mireille. あのお嬢さんはどなたですか? – ミレイユの友達です

以上のような2通りの言い方ができます。疑問文は A qui…? De qui 形です。なお, 前置詞の後の代名 詞は Dossier Iで習った強勢形になります。

moinous
àtoiàvous
deluideeux
elleelles

備考 à + le=au、à + les = aux、 de + le=du、de + les =des の前置詞と定冠詞の縮約については Dossier IV を見なさい。



II Exercices de grammaire

  1. a) Modele:Un livre/Pierre

-Est-ce que c’est le livre de Pierre?   -Non, ce n’est pas son livre, c’est mon livre.

-Et, à qui est ce livre?   -Il n’est pas à moi, il est à lui.

1) une table/Michele

2) un appartement/mon professeur

3) des clès/Pierre et Paul

4) des livres/Jean et Jeanne

5) une gomme/Sylvie et Nicole

6) des stylos/Sylvie, Nicole et Pierre

 

b) Modele: Mon livre -Ce livre est à moi. C’est mon livre.

1) Ton stylo

2) Notre livre

3) Sa gomme

4) Leur table

5) Nos sacs

6) Leurs romans

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